目指せさらなる高み‼︎さら高の麻雀レポート

さらなる高みを目指す女子大生の求道の轍。

天鳳民列伝Vol.2"あたかな"

このコーナーでは、 私が尊敬する天鳳民達を本人の許可なく勝手に紹介する。

 

前回Vol. 1では本人に全く相談もなしに勝手にSeriaさんのことを書いたが、 本人からも読んだ人からも好評をいただいてほっと胸を撫で下ろしている。


この勢いで調子に乗ってどんどん過激なことを書き始めるかもしれないが、温かい目で見守っていただけると幸いだ。

 

さて、今回は関東を代表する若手のあたかな選手を紹介する。

 

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彼は若干20歳の学生で、青雀旗杯や麻雀甲子園など、 数々の学生大会でその名を馳せている実力者だ。 しかも某雀荘で勤務していることもあり、 とても礼儀正しい好青年である。
私にもわざわざ「関東に来るときは声をかけてください!」 と連絡してくれる爽やかな男である。

 

さて、ここまで読んだ皆さんの頭の中で「 あたかなくんはどんな人だろう?」 とイメージが膨らんできていることと思う。

 

 


しかし、その頭に浮かんでいるイメージ像、だいたい間違いである。

 

 

 


どうせ皆さんの頭の中にいるあたかなくんは

 

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こんなんだったり、

 

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こんなんだったり、

 

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こんなんだったりしたのではないだろうか?

 


いっておくが、あたかなくんは爽やかな好青年ではあるが、 見た目年齢はどう見ても20歳ではない。

 

実際のあたかなくんの写真を載せることはできないが、

 

 

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こんなんである。

 

 

天鳳民で天下一武道会を開催したら優勝するのはプロテイン得盛選手かあたかな選手だろうと私はにらんでいる。それくらい僧帽筋と大胸筋が発達している。

 


そんなあたかなくんを代表する麻雀の技が、その恵まれた体格から放たれる強打である。

 

 

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しかし、不思議と彼の強打は牌も卓も傷つけない。 最大の威力を卓に叩きつけているのに、衝撃をそのまま地面に逃がすことで牌には一切の損傷を負わせることなく雷のような激しい音を轟かせる。

 

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初めてあたかなくんの強打を目前にしたとき、 私は恐怖の大王アンゴルモアが20年遅れで地球に襲来したのかと思ったくらいの衝撃を受けた。

 

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あたかなくん相手に先制立直をしても、だいたい2~ 4筋くらいは強打で強引に危険牌を通そうとしてくるので注意が必要だ。

 

うっかり強打の衝撃で気を失って「ロン」と言い損ねないようにしよう。ちなみにあたかなくんは基本的に河を見ていないので既に通ってい る安牌も強打で通してくるので要注意だ。


そんなあたかなくんだが、 せっかく恵まれた体にも関わらず弱冠20歳にして盲腸を発症

 

痛恨の入院を余儀なくされ、10月のたま子杯出場を断念することとなってしまった。


どれだけ筋肉が発達していても内蔵をやられると人は弱る。 ドラゴンボールでも悟空が心臓病で死にかけていたのだ。サイヤ人でも無理なもんは人間では到底無理である。

 

しかし、漢あたかな「 関西天鳳民が来てるのに寝ていられるかよ」と病院を脱走。

 


たま子軍団杯には間に合わなかったが、翌日のセットには気合で参戦し魂の強打を見せてくれた。

 

日中打ち続けたにも関わらず、 飲み会後の延長戦セットにも当然の如く参加。実家暮らしのあたかなくんは終電を気にする素振りを見せながら一向に帰る気配を出さない。

 

あまりにも帰らないので心配して私は彼に聞いた。

 

ワイ「あたかなくん、結局終電は大丈夫?」
あ「いや、〇〇時が最終っすね。それ過ぎたら帰る手段ないです」
ワイ「もう〇〇時やで?」

 

あ「…!よっしゃ!終電逃しちゃ仕方ねえ!! 朝まで打つしかないっすねこれは!」

 

盲腸も完治せぬまま、夜通し石ころを並べるとはアツい男である。

 

しかし10分後くらいには、

 

あ「やっぱさすがにまずいかな…お母さんに怒られるよなこれ…」


あ「病み上がりで徹麻はさすがにまずいよ…」


あ「どうしよう…どうしよう…」

 

と狼狽していた。言ってもまだまだ若手天鳳民である。


真の天鳳ぽんでらいおんは留年が決まった際、いかに『進級できるよう全力を尽くしたにも関わらず結果が伴わなかった感を泣きながら伝える』かを考えていた。

 

あたかなくんにはそうなってほしくないが、 十分に素質はあるなと感じながら私は麻雀を打っていた。


そしてこの麻雀、非常に和気あいあいと楽しんでいたのだが、 この直後に思いもよらないトラブルが発生した。

 

 

あ「やべえ!麻雀楽しい!!(パアン!!)←アツい強打の音


ワイ「あたかなくんとセットできてよかったよ。 でもまだまだ楽しくなるのはこれからだぞ」


あ「ダメだ!笑いすぎてが滲んできた!」

 

 

そう。なんと漢あたかな、麻雀を楽しみすぎるあまり、 笑いすぎて手術痕が開いてしまったのである。

 

彼のきている白いTシャツにはじんわりと赤いシミが広がっていた 。

 


血を流しながらも麻雀を打ち続けるなんてかっこよすぎるよ、 あたかなくん。

 


あたかなくんは鳳凰卓からチャオっても不死鳥のようにすぐに六段坂をのぼる実力も兼ね備えている。そして雀荘で働いているだけあって分別もついているので誰彼構わず強打をすることもなく、マナー面でも非常に紳士的である。

 

まだまだ未来あるあたかな選手の成長に今後も期待が高まることが予想されている。