第8話 別れ、そして新たなる出会い!おいでませ関西
やっぽー
さらなる高みです。
前回↓
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/30/001649
香川での生活も早数年。
初めてマウに立ち入ってから1年くらい経っただろうか。私は当初とは比較にならないほど麻雀の技術が向上し、天鳳の段位も五段になっていた。
しかし、出会いがあれば別れはつきもの。
香川から巣立つ日がきたのである。
本音を言うと、麻雀を教えてくれた岡本プロに感謝の気持ちを伝えたかった。それは言葉ではなく、"段位"という形でだ。
麻雀に手応えを感じていたので、なんとか香川にいるうちに七段…!と考えていたが時の流れは無情だった。
あと数回のトップで六段…
そこまでいっていながら、香川を去るまでとうとう六段になることすらかなわなかった。
最後に打ち納めということでマウに行き、常連さんやメンバーさんに別れを告げる。
なんとここで嬉しいサプライズがあった。
メンバーさんはなんとわざわざ香川を去る私のためにプレゼントを用意してくれていたのである。
ここまで自分を育ててくれた師匠である岡本プロ、空いている時間に麻雀を教えてくれたメンバーN氏、サプライズプレゼントを用意してくれたM氏にこの場を借りて最大限の感謝の意を示したい。
本当にありがとうございました。
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2018年春。
新たなる戦場に私はいた。
新天地は兵庫県神戸市。
雀荘経験はマウしかない私だったが、神戸には多くのチェーン店があり、これまでよりも幅広い年齢層の雀士が集っていた。
マーチャオやウェルカム、zooといった有名チェーン店(当時は知らなかった)を巡り、力を試していく。
天鳳五段の私でもそこそこは通用するようだと感じた。プチ自慢だが、マーチャオの月間トップ率1位を記録したこともある。
香川で培ってきた力をさらに伸ばせる…
神戸にはそう確信できる猛者が揃っていた。
ちょうどこの頃、Twitterのタイムラインにハチャメチャに強いプレイヤーが現れた。
どうやら天鳳は始めたばかりのようだが、「3ヶ月で鳳凰卓に上がる」とプロフィールに書いており、鬼のような速度で特上卓まで上がってきた。
大阪で雀荘を経営しているそうで、「そら強いわけだ」と思った。
しかしポッと出のプレイヤーには負けたくない!いつかリアルでも彼と戦う日が来るかもしれない。
鳳凰卓レースにいいライバルが現れ、私は燃えていた。
2018年の梅雨…
さらなる高みの段位は六段になっていた。
今回はここまで!
続きはまた次回!
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/09/19/234445
【次回予告】
地獄の六段坂に躓くさらなる高み。
そんな時、ある戦術を身につけて光明を得るーーー‼︎そしてTwitterに現れた強者の正体も明かされる!