目指せさらなる高み‼︎さら高の麻雀レポート

さらなる高みを目指す女子大生の求道の轍。

第9話 地獄の六段坂 おバカから学べ!

やほーーー

さらなる高みです。

 

前回↓

https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/09/14/193333

 

突然だが、天鳳において六段坂は辛いといわれる。これは鳳凰卓に上がった人も、今六段坂に挑戦してる人も、天鳳をやっている人なら誰に聞いても異論はないはずだ。

 

たまーに「六段坂?簡単だったよ」という人がいるが、それはその人が相当な鉄強六段坂の恐ろしさを知る前に駆け抜けることができたかのどちらかである。大半の人は六段坂で挫折ないし苦労を経験しているだろう。

 

では、六段坂はなぜ辛いのか?

そして、どのくらい辛いのか?

簡単に説明しよう。

 

天鳳のラス回避システムは本ブログでも何度か触れてきたのでご承知の前提で話を進めるが、特上卓における六段のpt配分は以下の通りである。

 

75-30-0-(-120)

 

お分かりだろうか?

平均着順が2.5だとポイントが減るのである。

100戦打って、25戦ずつ着順が分布したら375ptのマイナスだ。

 

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つまり、特上卓で完全に勝ち越さなければ鳳凰卓には上がれない配分なのである。この配分の険しさこそが、多くのプレイヤーが夢見る鳳凰卓への最終関門なのだ。

 

さて、ここで私の話に戻るが、

 

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6月に六段に昇段し、六段坂への挑戦権を得たものの、私はあっという間にポイントを失っていた。

 

この配分、やればわかるが一度ラスってしまえば、もう気力がもたない。

アツ続行をしようものなら見る見るうちにポイントは消え去っていく。

 

正直、自分の限界を感じた。

五段ですら登るので精一杯でなんとか登頂に成功したのだ。五段と六段のラスを引いた時のマイナス差はたったの15ptだが、打数を重ねるほどその痛みが重くのしかかった。

 

オマケに鳳凰卓のプレイヤーはサブ垢でいとも容易く六段坂を登っていく。それほどまでに特上民(自分)と鳳凰民には実力の開きがあることを痛感した。

 

そして、Twitterに現れた新星…

勝手にライバル視させてもらっている、雀荘「イーソー」のマスターこと傍若無人51も瞬く間に特上卓には上がってこれたが、さすがに六段坂の前には

 

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!?

 

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傍若無人51 (以後マスターと呼ぶ)は平坦な道を進むかのごとく、平然と七段になっていた。

実力ある者にとっては坂ですらない六段。

しかし、多くの者が躓き、挫折していくのも事実。

 

「このまま打っても降段するだけだ…」

 

僕は自分の力の限界を悟り、そっと天鳳から足を洗った…

 

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その日を境に本当に麻雀を打たない日々が続いた。天鳳は月に一回か二回打つくらい。フリーにも全く行かなくなった。

 

これまで身につけてきた牌効率やら打点意識やら…およそ技術と呼べるようなものをあらかた忘れていった。

 

この期間はTwitterすら開いておらず、ガチ目に引退状態だった。麻雀をやめると時間が余るようになった。今まで「少しの時間だけでも…」と麻雀を打っていたのにそれが全てなくなったのだから当然である。

 

家でやることが何もなくなった。

 

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とりあえずソシャゲのログインボーナスを受け取る日々。やることといったら毎週月曜のジャンプの発売を楽しみに待つことくらいになった。

 

元々漫画は好きなのでマンガ系のアプリを結構な数ダウンロードした。マンガワンでウシジマくんとかケンガンアシュラを読むのも楽しみの1つとなっていた。

 

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(オススメだから読んでみてね)

 

そんなある日…

誰から聞いたのか忘れたが、「マンガゼロ」というアプリで打姫オバカミーコが無料で読めるという情報をキャッチした。

そういえばマウでチラチラ読んだことはあったが、ちゃんと読んだことはない。なんかタメになる本だったよな〜という記憶だけがあったので、ちょっと暇つぶしがてら読んでみることに。

 

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めちゃくちゃタメになる!!!!

そもそもの手の作り方、押し引きの基準、連続形の強さetc…

 

なんやこの本は!!!!

 

これまで感性で打ってきたが、具体的な牌姿を用いてマンガで読むと理解度が違う!すごく大切なことを書いているのにとてもわかりやすい……

 

無料で読めるというのもあってあっという間に全てを読み終えた。

 

俺はまだ舞えるのか…?

 

 

久しぶりにTwitterを開く。

知っている人がいなくなっていたり…知らない人が活躍していたり…たった2ヶ月ほど不在にしただけだが、タイムラインは大きく様変わりしているようだった。

 

そして天鳳を開く…

見たくない現実がそこにはあったが嘆いても失ったポイントは戻らない。

しかし心は晴れやかだった。

ミーコで学んだ知識を早く活用してみたいというのもあったが、純粋に麻雀を楽しみたいと思えたのだ。

 

失った点棒もポイントも全ては自分の責任。

嘆いたり、僻んだりする暇があるなら少しでも反省して強くなりたいと思った。

 

降段してもいいじゃない。

諦めなければそれはまだ道の途中だ!

やる気も必要ない。ただ淡々と打つのみ。

 

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さらなる高み六段、600ptからの再挑戦が幕を開けた。

 

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今回はここまで!

続きはまた次回!

https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/10/16/015439