目指せさらなる高み‼︎さら高の麻雀レポート

さらなる高みを目指す女子大生の求道の轍。

第7話 5万点の壁!

やほーさら高だよ。

 

前回↓

https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/15/021419

 

岡本プロの教えにより、モチベーションが復活した私。

国内最高レベルといわれる"鳳凰卓"という高みを目指し、再び歩み始めた。

 

僕の後輩(アカウント名を隠す必要もないので名前を出すがhiRoという)は麻雀にのめり込み、同じ頃には七段になっていた。

 

hiRoと岡本プロに教えを乞いながら僕の雀力は少しずつ底上げされていった。

 

おそらく戦術本にも載っているセオリーも多いだろうが、小さなことに気をつけるようにしただけで劇的に成績が改善された。

 

その甲斐あってか、「さらなる高み」は気がつけば「おしずかに」とは比べものにならない速度で特上卓に辿り着いていた。記憶の改竄がなければ大体100戦くらいだった気がする。

気になる人は陰湿サイトで調べてください。

 

しかし、四段→五段の壁が分厚い…

四段の東南戦のポイント配分は、

75-30-0-(-90)

平たい成績をキープできればジワジワとポイントが溜まっていく配分だ。

 

配分だけ見れば三段より遥かに楽なのだが、苦戦の理由は単純。特上卓と上級卓はプレイヤーのレベルが格段に違うのである。

 

それもそのはず、上級卓は一般卓を抜けた脱初心者レベルのプレイヤーが多いため、基本的に先手を取ったらゼンツ先手を取られたらベタオリの繰り返しで勝てる。

 

手が入っていれば和了できるし、先手を取られたらオリておけば勝手に横移動してラス引受人が現れるのだ。

 

当然全プレイヤーがそうとは言わないが、この戦術で少なくとも負けることはほぼなくなる。

 

しかし、特上卓はレベルにバラツキはあれど、押し引きの基本はできている人が多いので前回岡本プロから教えてもらった3900ゼンツ理論を標準装備している人ばかりなのだ。

 

オマケに手が見合わないとみればすかさずオリに回る人も多くいる。"負けない"ための動きをするプレイヤーが上級卓よりも多いため、いつの間にかラスを押し付けられている…ということが必然的に増えるのだ。

 

極め付けは、鳳凰卓から落ちてきた人も数多くいるという点だろう。事実上の鳳凰民に囲まれる…ということも日常茶飯事なのである。

 

いかに四段の特上卓配分が緩いといっても上級卓とのあまりの地力の差にしばらく苦戦の日々が続いた。

 

五段への壁というのが想像以上に分厚く、どうしても越えられない。そんなある日、hiRoに牌譜を見てもらってあるアドバイスをもらった。

 

hiRo「飛び率がめっちゃ高いですね。多分点数が少なくなってから無理な仕掛けをして飛ぶのが多いんじゃないかな」

 

hiRo「セットとかで思うんですけど、50000点くらい持ってるときホンマかたいですよね。常に50000点持っていると思って打ったら安定するんじゃないですか?」

 

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岡本プロの教えのおかげで攻撃力を高めた僕だったが、天鳳で大事だと言われる守備力は完全に疎かになっていた。

 

このアドバイスあたりから、『仕掛ける時もよもやの親リーに備える』クセがついた。

 

おかげで『攻めるべき手は攻め、守るべき手では守る』という価値観が身についた。

 

 

 

そんなこんなで特上卓を粘り粘って戦い…

2018年2月頃、ついに私は念願の五段に昇段したのだった。

 

 

今回はここまで!

続きはまた次回!

https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/09/14/193333