第10話 天国と地獄 昨日の友は今日も友 前編
おはようございます🌞
さら高です。
第1話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/02/012228
第2話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/02/183423
第3話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/04/022246
第4話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/08/000104
第5話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/08/234103
第6話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/15/021419
第7話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/08/30/001649
第8話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/09/14/193333
第9話
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/09/19/234445
前回はオバカミーコを読んでモチベーションを取り戻したところまでお話ししました。今回は前後編に話を分けて、前編では六段坂攻略の概要説明、後編でいつも通りヒストリーを書き記そうと思います。
さて、今回は六段坂の攻略にもっと踏み込んだお話。といっても、例のごとく僕は麻雀が下手くそなので戦術面でのアドバイスはできません。あくまでメンタルケアということをご了承ください。
前回の記事であれだけ言っといてあれなんですが、五段と六段には傾斜の差はそこまで大きくありません。もちろん六段坂にはじわじわと蝕まれるようなキツさがありますが…
六段に上がれたけど五段に降段してしまう…という人は本来いないはずなのです。
しかし、実際には多くの人が降段している。
なぜか?
それは麻雀にはモードといわれる概念が存在するからなのです。
そこで今回はモードのメリット・デメリットとより良いモードを維持するための方法をお話ししましょう。
モードには大きく分けて二つのものがあります。
天国モードと地獄モードです。
天国モードとは、何をしてもうまくいく超絶運量が爆発している状態です。愚形だろうが、後手だろうが、枚数が少なかろうが関係ありません。リーチ合戦には大体勝ちます。
さらに言うと、そもそも高打点の手が押し寄せてきます。赤赤ドラドラタンヤオのイーシャンテンとか、超好形メンタンピンのイーシャンテンがわんさか入ります。
めっちゃツイてないときで愚形リーのみになるのですが、それでもまずテンパイしてるし、愚形から埋まるなんてこともしょっちゅう。
終いにはクソ手を一発でツモって裏裏の満貫なんてことが頻発します。
単発でそういうことはもちろんあろうかと思いますが、天国モードは上記のような状態が持続することを意味します。
30戦打ってラスが1回2回なんてことはザラです。100戦天国モードが持続すれば昇段しているでしょう。
次に地獄モードと呼ばれるものですが、これは目も当てられません。簡単に言うと天国モードの逆です。
テンパイしない・しても愚形、安手・和了れない・和了れないどころか振り込む・一生周りがツモりまくる・謎のダマにささりまくる…などです。
はっきり言って楽しくありません。六段坂で地獄モードを引くとあっという間に降段します。
これらのモードは上振れ・下振れとも呼ばれ、麻雀をする上で避けては通れないものだと考えています。どんな上級者であっても地獄モードは引きますし、ポイントを大きく減らします。
100戦・200戦単位でモードに入ることはザラにあるので、いかに地獄モードを引かずに打てるかが麻雀の成績を左右するでしょう。
ただし一つだけ誤解していただきたくないのは、僕はオカルト信者ではないということです。モードは確かに存在するとは思いますが、確率では成績は収束するはずなのでモードも含めて実力なのだと考えています。
モードのメリットとデメリットは表裏一体です。それは普段の打ち方がブレてしまうことです。
天国モードに入ったらとにかく勝てます。雑な仕掛けをしても思考停止でゼンツしても勝てます。言い換えると正しく打てていなくても勝ってしまうのです。
地獄モードははとにかく負けます。負けてイライラして打牌が雑になったり、普段やらないことをしてみたり…「いつもの打ち方が間違ってるのでは?」という錯覚にも陥りがちです。
これらモードによる影響で普段の打ち方がブレてしまい、モードを抜けた後も成績が安定しなくなるというのが麻雀において一番恐ろしいことなのです。
麻雀はテンションで成績が左右されがちです。ツイている時はイケイケでどんどん点数を稼げるし、逆も然りです。
要するに、高いモチベーションを保ち続けて打ち方をブラすことなく成績を安定させることが長期的には良い結果になるのです。
例を挙げると、
自分はツイている・流れがあるからめっちゃ遠い役満を狙ってみる
だとか
平和ドラを聴牌したけど、どうせリーチに負けるからダマにしておこう…
だとか
こういう普段しないことをするのは絶対にダメだと思います。絶対に曲げるリーチを打って訳の分からん放銃してもそれは仕方ないのです。
僕もトップ目の先制平和をリーチしたら親のダマ三倍満に放銃しましたが、全然気にしていません。バチクソ煮えて回線を切ろうかと本気で思いましたが、こんな放銃1年に一回あるかないかです。
とはいえ、"流れを読む"ことで強いと言われるプロも大勢います。
まあ大体は結果論で言うてるだけだと僕は考えていますが…
流れを掴むことができるのは積年の経験則からくる非常に高等な技術です。我々のような若造が上手ぶって真似しても上に書いたように自分の打ち筋がブレるだけなので、正着を打ち続けることを大切にしましょう。
さて、今回は天国モードと地獄モードについてお話しました。モードの内容とそれによって打ち筋を変えないことが上達の近道だと思います。
僕も六段坂登頂寸前から原点を割る、というムーブを2〜3回経験しています。しかし、その度にある方法を使ってモチベーションを復活させたのです。
次回(後編)は長い六段坂で地獄モードを引いてモチベーションが下がった時の挽回の方法をお話しします。
それではまた会いましょう!(できるだけ早めに更新します)
続きはまた次回!
https://saranarutakami.hatenablog.com/entry/2019/10/18/221556